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2018年 9月 7日 過去問の進め方~国公立編~
こんにちは。担任助手3年の岸です!
今日は松尾担任助手のブログに続き、
「過去問の進め方~国公立編~」をお送りします。
計画の立て方や時間の使い方は私大の過去問演習と大きな違いはありませんが
多くの国公立大学の試験問題は記述問題がメインになっています。
したがって、ただ問題を解くだけでは足りず、点数がもらえる答案の作り方を研究する必要があります。
例えば現代文。
内容的には同じことを答えている解答だったとしても、
本文のどの段落で用いられている表現・語句を解答に使用しているかによって評価が大きく変わることがあります。
例えば数学。
XやYの範囲をきちんと答案に書いていなかった場合や論理的に飛躍してしまっている場合は、
たとえ正解が出せていたとしても、大きく減点されてしまいます。
例えば英語。
英作文でスペルミスや文法ミスが減点されるのはもちろんのこと。
「I think~」「I want~」など同じ表現ばかりを連ねた幼稚な答案と
英語ならではの言い回し(例えば、無生物主語)や多様な語句を用いた答案では採点者の抱く印象が変わります。
どちらもミスがなければ、後者の答案が高評価を得るのは明らかです。
このような細かいところは、日々試行錯誤して答案を作ることで意識できるようになります。
過去問演習講座を受講している人は、しっかり添削を提出し、上記のようなポイントを見直しましょう。
添削のコメントで次に生かせそうなアドバイスや指摘はメモしておくと便利です。
答案を見直した後も、もう一度自分なりに答案を作り直し、再提出することが大切です。
何も見ずに、完璧な答案が作れるようになるまで、やりきりましょう。
ということで、国公立志望者の過去問演習のポイントは、とにかく手を動かして答案を作ること。そして細かく分析・見直ししてよりよい答案を作れるようになるまで徹底的に取り組み続けること。
どんどん答案を提出してくださいね~。待ってます!