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2025年 12月 28日 直前期の点数の伸ばし方〜榎本編〜

こんにちは!東進ハイスクール担任助手5年の榎本です。
いよいよ共通テストまで残り3週間となりました。
緊張感が高まってくる時期ですが、同時に**「ここからの3週間が最も伸びる」**時期でもあります。
今日は、この直前期に学習効率を爆発的に加速させ、点数を最大化する方法についてお話しします。
1. 今までのやり方は間違っていない
まず、声を大にして言いたいのは、「これまでやってきて結果が出ている勉強法は、変える必要がない」ということです。
この時期になると、「新しい参考書をやった方がいいのではないか」「今のやり方で本当に間に合うのか」と不安になり、
急に勉強法を変えてしまう人がいます。
しかし、ここまで積み上げてきた皆さんの努力とスタイルは、間違いなく皆さんの武器です。
ベースとなる勉強のリズムは崩さず、自信を持って継続してください。
2. 学習効率を「爆発的に」加速させる鍵
その上で、残された短期間でさらに一段階レベルアップするために必要なこと。
それは、新しい知識を詰め込むことではなく、「過去に解いた問題の徹底的な復習」です。
皆さんはこれまで、数えきれないほどの模試や演習問題を解いてきたはずです。
その一つひとつに、今のあなたが「点数を伸ばすためのヒント」が眠っています。
個人的に最もおすすめしたい最強の勉強法を紹介します。
【模試・過去問の「高速」総復習】
これは、新しい問題を解くのではなく、
「過去1年分(あるいはそれ以上)の模試や演習を一気に解き直す・見直す」という方法です。
普段から模試の解き直し(復習)をしっかりやっている人であれば、
丸1日あれば1年間で解いた模試の記憶整理と抜け落ちの確認を網羅できます。
3. なぜ、これが最強なのか?
この「1日で模試1年分復習」には、直前期ならではの大きなメリットがあります。
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「間違えた理由」を一瞬で思い出せる 一度解いて解説を読んだ問題であれば、
「なぜ間違えたのか」「どこで考え方がズレたのか」という記憶が脳のどこかに残っています。
これらを一気に呼び起こすことで、短時間で効率よく弱点を補強できます。 -
「知識の抜け落ち」を網羅できる 模試は良問の宝庫であり、重要単元が網羅されています。
これらを短期間で総ざらいすることで、
自分の中にあった「あやふやな知識」や「忘れていた公式」を隙間なく埋めることができます。
新しい問題集に手を出すと、解説を理解するのに時間がかかりますが、「一度戦った問題」ならば、圧倒的なスピードで「知識の定着」だけを行えるのです。
最後に
直前期の勉強は、「できないことを探す」のではなく、「できるはずのことを、確実に得点にする」作業です。
あなたがこれまで受けた模試、解いてきたノートの山は、あなただけの「合格への地図」です。
騙されたと思って「過去の模試の総ざらい」に1日使ってみてください。
驚くほど頭が整理され、「これはいける!」という自信が湧いてくるはずです。
体調管理にはくれぐれも気をつけて。 最後の最後まで、一緒に走り抜けましょう!
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TEL:0120-104-672
明日の校舎の開館時間
12/29(月) 8:30~21:45
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