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2017年 10月 21日 私が思う一番効率のいい過去問の解き方(三村編)
こんにちは!東京工業大学1年、担任助手の三村です。
気づけば残暑も収まり、すっかり秋らしくなってきましたね…
秋としては少し寒いかな…?という感じもしますね…
みなさん、体調、特にインフルエンザには十分気をつけましょう!
手洗いうがいを徹底することが、最も感染を防げる方法ですよ!
さあ、気づけばセンター試験まであと83日、
そして二次試験まではもう4ヶ月を切ったという人達も少なからずいることでしょう。
そんな中、過去問を問いていても、
「思うように点数が取れるようにならない」
このような人が多いんじゃないかと思います。
その年の合格最低点などを見て、
少し落ち込んだりする人もいることでしょう…
そのせいで、過去問を思うようにとき進められない人もいるのではないでしょうか?
それでは、まず過去問を解く(しかも10年分)意味について、
僕の個人的な意見を述べると
「志望校レベルの難易度の問題に慣れる」
これに尽きると思います。
独特な問題を出すような大学を受ける場合は、もちろん「傾向に慣れる」
という意味もありますが、皆さんが夏休みまでやってきたことは
「物事の基本事項」「難問を考える上での材料」を修得することです。
それを使って入試問題を解決する能力を磨く訓練を、
皆さんは9月から積んでいるのです。
やはり「10年分」解く最大のメリットはそれではないかと思います。
そこでまず、点数が取れない!というそこのあなた!
①教科書、テキストの徹底的な復習
抜けている知識をもう一回入れ直しましょう。
基本事項が頭に入っていないと、過去問を復習したとしても、
ただ時間の無駄になるだけです。
また、復習をする際は、1日で完結させるのではなく、
できれば「3日間ほどのスパンで、集中して取り組む」
ことをおすすめします。
頭にしっかりと知識を入れるには、やはり3日ほど(かと言って1週間は長すぎ)
で詰め込むことが必要となってきます。
これができれば、過去問を演習する上で、
いきなりではありませんが、段々と実践力が身についてくるはずです。
②原因把握の徹底
過去問を解く上で、解説を聞いて納得することはもちろん大切なのですが、
「何故その問題を間違えたのか」という原因把握をすることがとても大切です。
「基本がなっていない」のか、「時間が足りなくて解けない」のか、あるいは「突破口がつかめず進めない」のか、
自分の理解度も照らし合わせて考えるとそれぞれ対処法は全く違ってきます。
受験生の人達は、GM内で以下の分析シートをもらったと思います。
↓↓↓↓ ↓↓ ↓↓ ↓↓ ↓↓ ↓↓ ↓↓ ↓↓ ↓↓ ↓↓ ↓↓ ↓↓ ↓↓
これを是非活用して、過去問を問いた際の反省に活かしましょう。
何事にも振り返りがないことには進歩はありませんよ!
さて、ここまで過去問を10年分解く意義、
また点数が取れない時の打開策について話してきました。
過去問が10年分もあると、
「多すぎ!」「効率のいい方法はないのか?」
と考えがちです。
しかし、この「効率」という言葉を
「過去問をどういうペースでこなすか」
という意味で捉えるのではなく、
「過去問からどれだけ多くのことを学べるのか」
という考え方にシフトしていくことができれば、
もっと自分を見つめ直すことが出来るのではないでしょうか…
この時期、なかなか成果が出ず、つらい時期かもしれないですが、
ここで踏ん張れた人が、合格に大きく近付きます。
諦めず、頑張っていきましょう!